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大前研一 「ザ・プロフェッショナル」 感想①
日本からドイツに戻る飛行機で、大前研一さんの新刊、「ザ・プロフェッショナル」を読んだんですけどね、これが、結構気に入っちゃいました!!今まで読んだ大前さんの本の中で、イチオシかな?

ということで何度かにわけで、特に印象に残った部分をご紹介します!

第1回は「プロフェッョナリズム」の定義
そもそもプロフェッショナルの語源は“profess”で、「神に誓いを立てて、これを職とする」という意味なんだそうです。
最近は、資格さえとれば「プロ」とか、専門技術をもっているとすぐ「プロ」という言葉を使いますが、こんなものは「足の裏の米粒(つまりとっても食えない)」もので、プロではないということです。

で、同じ資格を持っていても、プロとアマを分けるものこそ「顧客主義」なんだと、大前さんは力説してます。

例えば、エンパワーメント(権限委譲)ということで、
・部下に仕事を任して育てる。
・「失敗は成功の母」であり、人は試行錯誤を繰り返しながら、成長するのだから、新たな権限を譲っていくのがいい。
という考えが流行ですが、これは、顧客主義から見たならば「プロ」の考え方ではない、とバッサリ切っちゃってます。

「あなたが成長するかどうかなど、実のところ、顧客にすれば、どうでもよいことなのです。あなたにすれば、失敗は成長の糧でしょうが、顧客にすれば、たまったものではありません。(p19)」

そうなんですよ!大前さん!!たとえ社内では「社員教育」という名目でも、その失敗作を受ける顧客の立場からすると、いい迷惑なんですよね!例えば、名札に「研修生」とか明示してあるの、あれもズルイです! お客さんの前に出す以上、お客さんの信頼に足る人材を表に出すべきです。たとえ研修中であっても、「『研修生』という名札があれば、少々の失敗は目をつぶってくれるから」という魂胆が見え見えで、うんざりします。たとえ研修中でも、自分が受け持った範囲はプロ意識でやりきる気概がなくて、真実の成長を勝ち得ることはできないんじゃないかと思います。 研修する側も、される側も、生ぬるいと感じます。

大前さん曰く、「本当に権限がほしいならば、しかもそれが顧客のためになるならば、与えられるのをまっているのではなく、自ら奪いにいくべきでしょう。」…ということで、移譲される側に覚悟が必要であり、受身でなく、自ら勝ち取ることの必要性について書かれています。

更に、権限を委譲する上司の側についても、単にブームだからとか、任せてまかせっきりという無責任な権限委譲をせず、「顧客に対してやらなくてはいけない仕事を100とした時、部下がやれるレベルがXだったら、100-X=自分の仕事と心得ている人が真のマネージャーです。(p23)」と書かれています。

そして、「もう一度、言います。顧客には、上司や部下の関係など、どうでもよいことなのです。そして、プロフェッショナルはいつも顧客のことを考えなければならないのです。(p23)」 これは、ほんとにスキーッとしましたね! 

これは、他の人のことだけじゃなく、数年後に主人が独立したとき、手伝いをする私にも言えることなんだと自戒してます。「主人のお手伝い」という腰掛けてきな仕事をしていれば、その覚悟の欠如により、不平不満も出てくるし、失敗に対しても「しょうがないじゃん」と思うかもしれません。今は主婦で、ご飯や、お掃除ぐらいのことにしか責任を負っていませんが、主人の補佐役として、お客様の繁栄のために、自分に厳しく全力を尽くさなくては…と覚悟しました。

まだ、充分なスキルを持っていませんが、このブログと共に、少しずつ成長していきたいな、と思います。

よーし、がんばるぞぉー!!
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ザ・プロフェッショナル 感想 | 【2005-10-13(Thu) 22:32:17】 | Trackback:(0) | Comments:(8)
コメント
クロフネさん!話がちょっとそれますけど、「顧客の感動」って素敵な言葉ですね!
顧客満足って、「顧客の欲望を充足させる」みたいな感じがあって、もう一歩踏み込みたいところですよね。

まあ、顧客の感動までいかなくとも、最低限、お金を支払っている顧客に、不満足を与えるということにたいしては、もうちょっと配慮が必要なんじゃないかと思います。

私も突然中学校の理科の代用教員をやったことがあります。それまで全く畑違いの接客業をやっており、教員の勉強などしたことがない!でも、産休の先生の交代がおらず、校長先生から「明日から生徒が理科の勉強ができなくなる…せめて夏休みまで受け持って欲しい。」と、頼み込まれて、急遽、教壇に上がりました。

教壇で「研修中」なんか通用するわけもなく、もちろん受験生にも教えなくてはなりません。生徒の未来に対する責任があります。そりゃもう、毎日が真剣勝負でした。授業の準備も半端じゃありません。

で、なんとか夏休みまでの2ヶ月をやりきったわけですが、その成果として、生徒の理科の偏差値がグンとあがっちゃいました。どんなに頑張っても100点が取れなかった子が、生まれて初めて100点を取りました。宿題を一度も提出したことのない生徒が、居残りをしてまで理科の宿題を提出しました。この時には、先生方がマジで泣いて感動しておられました。

そういう意味で、研修生の名札の有無にかかわらず、責任を感じて真剣勝負で取組むということの大切さを実感しています。
2005-10-14 金 23:24:38 | URL | くに #- [ 編集]
mipoさん、秋休み楽しめた?
mipoさんオススメの沢木耕太郎の本、面白かったよー!!まだ全部は読んでないけど、よくもまあ、危険を顧みず、色々なことに足を伸ばしてるな…と感心!糸井さんのも、元気が出るので、またブログで紹介しようかなって思ってます。

ところで、さすがmipoさん、「研修生」を車の「若葉マーク」と考えると、たしかに必要かなって思いますね。

あ、この「研修生」の話、念のために言っとくけど、大前さんの本の内容じゃなく、私の個人的感想です。大前さんのイメージを落としたらいけないので、一応お断りしておきます。

なぜ、この「研修生」の話を出したかというと、窓口で「研修生」という札をつけた人に当たり、モタモタされて、大荷物をさげて階段を駆け上がった経験があったので、それを思い出して、ちょっと愚痴ってみました。
あと、髪を何の断りもなく「研修生」にカットされたときも、ビックリ。最初は「きっと、研修生だから料金が安いのかな」と自分に言い聞かせ、我慢してたけど、ビタ一文まけてくれなかったので、正直むっとしました。

「研修生」とつけるなら、つけるだけのフォローと、いざというときの後方支援が必要なんじゃないかと思ったしだいです。
2005-10-14 金 23:01:14 | URL | くに #- [ 編集]
そうか、 nanaichi28号さんは就職活動中だったんですね。若いなー!! nanaichi28号さんは、考え方もしっかりしてるし、きっと良い就職先があるでしょうね。頑張ってください!

旅行記は、まだ遠出をしてませんが、今日は天気が良かったので、お弁当持参でピクニックに行ってきました。雲ひとつ無い青空で、気持ちよかったですよー!!
2005-10-14 金 22:32:14 | URL | くに #- [ 編集]
クロフネも研修中の名札を出しているところはまだいいのでは、と思います。
ある程度は社会が人が育てるやさしさもあっていいと思います。(この意見は今の意見であって、時間が経つとコロっと変わっているかもしれません。今は人にやさしいクロフネ)

ただ「任せてまかせっきりという無責任な権限委譲」というのは全くそのとおりだと思います。
実戦経験が未熟な人間を「成長」の一言で放任する上司の怠慢には納得できません。
顧客から頂く報酬をどう考えているのか、明確な説明を頂きたいですね!
(誰におこっているのでしょうか。。。)

要は、顧客から見ればプロに依頼しているつもりなので、未熟者も顧客の感動(満足って言葉はあまり好きじゃないです)が得れるように頑張り、上司もそれを達成できるような十分なサポートすることが必要ってことですよね。
2005-10-14 金 22:29:38 | URL | クロフネ #- [ 編集]
「10年で経験を積むか、3年で一人前になるか」と質問したら「10年で」と答えが返ってきたんですね。いやー、10年って長いですよね。最近では、産業の栄枯盛衰もドッグイヤーと呼ばれるほど短く、企業の寿命自体も30年。一人前になるのに時間をかけていられない時代になりましたよね。

私も、redfoxさんのおっしゃるように、3年で特殊技能を手に入れて、余力を部下の育成や、新規開拓に力を注ぐほうが自分の成長にもなると思います。そのためにも、受身でなく、積極的に盗み学ぶ姿勢が大切ですね。
2005-10-14 金 22:26:01 | URL | くに #- [ 編集]

オックスフォードに行っていたため、久しぶりにコメントします。
ん~~~、’Professional’とは厳しいね。
私はこの本を読んでいないので自分の意見をしにくいのですが、’Professional’になるための訓練はやはりどこかでしなければならないので、私は’研修中’の名札にそれほど大きな反応は示しません。彼らはまだ’プロ’ではないし、お客さんは彼らにそこまで求めないんじゃないかなぁ。それに責任を持っているプロの上司がいればいい話だと思うんだけど。’研修中だから多めに見てね’と考えている研修生はダメダメちゃんだから、これに当たってしまったお客さんは悲劇だけどね。ただ、’研修中’の名札がない=’一人前’としてお客さんの前に出て大失敗した場合、お客さんの期待度が大きかった分、嫌な思いをさせてさらにお客さんに迷惑な気がするよ。
この考え、お客さんに甘えていると言われてもしかたないけど、実践なくしてプロは生まれず、と思うのでプロ形成の過程における’研修生名札’は逆にお客さんに親切な気がするよ。
車の運転もそうじゃない??初心者マークってすごく周りに配慮した考えだと思う。
2005-10-14 金 00:15:44 | URL | mipo #- [ 編集]
くにさん、お帰りなさい!
旅行はいかがでしたか?
また機会があれば、旅行の話も聞かせてくださいね。

「ザ・プロフェッショナル」・・・現在就職活動中なので、くにさんの感想を読んだだけでも考えさせられることが多いです。「仕事」について考える時でも読めると思うので、一度読んでみたいと思います☆
2005-10-13 木 23:53:59 | URL | nanaichi28号 #RdJYfY6E [ 編集]
ドイツの株価上昇うらやましいです。
日本もそうなんですが、オイルマネーが世界中を走り回り、投機先を探している感じがしています。

ところで話は飛びますが、うちの会社に新人さんが入ってきて、「10年で経験を積むか、3年で一人前になるか」と質問したら「10年で」と答えが返ってきました。
実際、今日の「プロフェッショナル」の話でもあったように、お客さんにとっては関係ないんですよね。
3年で特殊技能を手に入れて、余力を部下の育成や、新規開拓に力を注ぐほうが自分の成長にもなると思います。
そんで生意気ですが、教えちゃいました。
「教えてもらって習得するより、人から盗むほうが吸収しやすいし自分のものになりやすいですよ」
くにさんのブログなのにいろいろ余計なこと書いてスイマセン。
2005-10-13 木 23:33:46 | URL | redfox #- [ 編集]
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